大塚国際美術館に行ってきました。

徳島県鳴門市にある大塚国際美術館は、創立75周年記念事業として大塚グループが日本最大級の世界の名画を陶板画で復元した美術館です。

古代から近代までの美術、代表名画など1000点余りを原寸大で展示しており、世界の美術館の名作を居ながらに体感できます。

 

入館料も3000円と国内で一番高いですが、一見の価値は十分あります。館内は地上2階、地下3階建で景観に配慮されており地盤をくり抜いて

作られているところも珍しいです。一日でも見切れないほど館内は広くて作品も多いです。

 

昨年のNHK紅白歌合戦で米津玄師さんが歌った場所としても有名になりました。演奏の舞台となったのは荘厳な壁画が描かれた「システィーナホール」の場所です。ヴァチカンのシスティーナ礼拝堂の壁画、天井画をまるごと再現した空間で、昔イタリアに行ったさいヴァチカンに行ったときのことを思い出しました。

 

ミケランジェロが手掛けたシスティーナ礼拝堂の壁画、当時は今のような技術がなかったため、礼拝堂を作ってから足場を組み直接天井などに画を描いたとのことで、この作品が完成するころにはミケランジェロは長年の無理な姿勢や塗料などの影響から視力が衰えてしまったとのことです。

 

そして、ゴッホの「ひまわり」や関東大震災で焼失してしまい、写真から復元された「ひまわり」なども見ることができます。機会がありましたら是非出掛けてみてはいかがでしょうか。