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土用の過ごし方

7月19日から8月6日まで、夏土用です。

7月19日(土用入り)、8月6日(土用開け)といいます。

夏の土用は、1年の中で最も暑さが厳しいとされる時期にあたる為、江戸時代にはこの期間の丑の日「土用の丑の日」と重視して、柿の葉などの薬草を入れたお風呂に入ったり、お灸をすえたりすると夏バテや病気回復などに効き目があるとされていました。

 夏土用の時期は、カビや虫の害から守る為虫干しをし衣類や書物に風を通したり、梅干しの天日干しもこの時期にします。

これを(土用干し)といいます。

土用にしてはいけないことがあります。

土を掘り起こしてはいけない。

土用の時期は、土を司る「土公神」(どくしん)
という神様が支配すると言われ、土を動かしてはいけないとされてきました。

家などを建築する際に土を掘り起こしたりする基礎工事や農作業は、体調を崩しやすいので、やらない方が良いと言われています。

土用の丑の日は、「う」のついた物を食べると、病気にならないと言われています。

例えば「うなぎ」、「梅干し」、「うどん」、「牛の肉」、「馬の肉」

日本では、暑い時期を乗り切るために栄養価の高い「うなぎ」を食べるという習慣は、万葉集にも読まれています。

実際に「うなぎ」には、ビタミンA,Bが豊富に含まれているため、夏バテや食欲減退防止の効果が期待出来ます。

7月30日は、土用丑の日でございます。

うなぎを食べて暑い夏を乗り切り、健康と財運を上げて、開運を目指しましょう。